更新情報
長崎西高校 SSH事業の歩み
本校は、平成17年度(2005年度)よりスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)として指定され、今年で21年目を迎えました。現在、令和7年度は 第5期(先導的改革Ⅰ期)の1年目 となります。世界に活躍する科学技術人材を輩出できるよう、先進的なカリキュラムの開発や、最先端技術に携わる大学や企業、そして海外の研究機関などとも連携した活動を行っています。

SSH 第1期指定
2006年 特別枠指定
「全国SSH長崎コンソーシアム」
・乾型耳垢型遺伝子の全国地図作成に関する研究
・大村湾海底表層堆積物の研究
2009年 中核拠点育成プログラム指定
「長崎SSH科学プロジェクト」
・長崎SSH共同研究プロジェクト
・長崎SSHミュージアム
・長崎SSH科学教材バザール
2010年3月
「長崎の昆虫電子図鑑」完成
SSH 第2期指定
2010年 コアSSH事業採択
「長崎サイエンスキャンプ」実施
SSH 第3期指定
2018年
新種「ナガサキアメンボ」発見
2019年
「課題研究の進め方と科学論文の書き方」を公開
SSH 第4期指定
2023年
令和5年度九州沖縄地区SSH担当者交流会
2023年
オンライン国際学術誌「若者たちの科学雑誌」発刊
SSH 第5期指定(先導的改革Ⅰ期)
2025年
先導的改革Ⅰ期および重点枠(広域連携)指定
長崎西高SSHの特徴
スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)とは、文部科学省が指定する理数系教育の開発に重点をおいた高等学校及び中高一貫教育校のことです。SSHでは、理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発や、大学や企業等との連携によるレベルの高い課題研究の実践、海外研修などを行い、国際的な科学技術人材育成に資することを趣旨としています。
その中でも、長崎西高が実践している、全員参加型・⽂理協働型の授業形態による課題研究は評価が高く、文部科学省による2022年度SSH中間評価(対象指定校は27校)において、6段階評価で唯一の最高評価をいただいています。高校1年生から3年生まで、理系文系を問わず全校生徒が各Missionに所属して活動し、科学技術社会でリーダーとして活躍する人材を育成しています。
日本学生科学賞での環境大臣賞受賞や、日本人類遺伝学会での「乾型耳垢型全国遺伝子地図」の発表、衛星設計コンテストや気象観測機器コンテストでの日本一、JSECでのグランドアワード受賞とISEF国際学生科学技術フェアへの出場など、めざましい活動をしています。そして、これらを経験した卒業生は大学や研究室でさらに成長し、世界を舞台に活躍しています。

指定時期別の概要を見る
第1期 2005年~2009年(平成17年~平成21年)
第2期 2010年~2014年(平成22年~平成26年)
第3期 2015年~2019年(平成27年~令和元年)
第4期 2020年~2024年(令和2年~令和6年)
これまでの成果物



