SSH 第2期
(2010年~2014年)
「英語教育を西高の文化に」
国際性を育成する教育活動を日常的に実践した結果、
科学英語をはじめとしたSSH英語教育の風土が校内に根付き始めたのはこの時期からである。
生徒全員に英語のポスターセッションを義務づけることは、生徒・教員ともに負荷が大きいが、
国内における英語プレゼンテーション指導の方向性を示す取組となった。
第2期の主な目標と成果
「課題を発見する力」の育成
- 目標
- 生徒を高いレベルに引き上げる課題研究の指導により「課題を解決する力」や「情報をまとめて発信する力」の育成だけでなく、生徒が独自に「課題を発見する力」を育成する。
- 成果
- 大学等の専門家の助言のもと研究活動を行うことで、未だ明らかにされていない課題研究になり得る研究テーマの設定ができる生徒が多く見られるようになった。一方で、今後は、個人の発想からテーマを設定し、研究活動を開始できるシステムの開発の必要性も感じられる。
学校設定科目「理科と情報」
- 目標
- 学校設定科目「理科と情報」は、理科の各科目と情報の融合科目である。ICTを活用した効果的な授業方法を研究開発することで、他教科へもその手法を普及する。
- 成果
- 「物理と情報」では電気分野で教材を開発した。「生物と情報」では、全単元においてパワーポイントによる授業へ移行できるよう教材を開発し共有した。「地学と情報」では3DCGやアニメーションを利用した地質図学の教材を開発するとともに、パワーポイントによる授業でその効果を確認した。
Super Global English(SGE)
- 目標
- (1)朝の「英語4技能強化タイム」、(2) 昼の「Lunchtime English」、(3)3年生放課後の「リスニング強化タイム」、(4)「ボキャブラリー・コンテスト」、を実施し、生徒の英語学習の意欲喚起に繋げる。
- 成果
- 全教員の協力のもと「学校あげてのグローバル教育推進」を実行できた。「西高の日」では3年生全員が英語でのポスター作成と英語による質疑応答を行った。国際性を育成する教育活動を日常的に実施した結果、英語表現力の上昇が数値としても認められた。
年次報告書のダウンロード
第2期 1年次 報告書(平成22年度・2010年)
第2期 2年次 報告書(平成23年度・2011年)
第2期 3年次 報告書(平成24年度・2012年)
第2期 4年次 報告書(平成25年度・2013年)
第2期 5年次 報告書(平成26年度・2014年)
第2期の特筆すべき研究成果
2010年 コアSSH事業指定「サイエンスキャンプ」の実施
- 県内のSSH非指定校の科学系部活動の生徒・指導者が一堂に会し、課題研究の進め方においてSSHの成果の普及を実践した。
- サイエンスキャンプの最大の魅力は、各学校の科学系部活動が直面している研究の問題点を参加者全員で 検討し、ブレイクスルーを成すヒントが得られることであった。
- 平成25年度は、1泊2日のサイエンスキャンプを実施し、13のテーマについて総勢78名によるディスカッションを行った。
- 中核拠点およびコアSSH指定、重点枠指定で、連携した非指定校の数は、延べ89校に及んだ。
科学コンクールの受賞歴
第2期 1年次 (平成22年度・2010年)
物理部(物理チーム)
- 平成22年度SSH生徒研究発表会で、「カオス現象による擬似乱数生成の研究」がポスター発表賞を受賞(全国入賞)
- 日本学生科学賞長崎県審査で「二重振り子カオスによる擬似乱数の生成」が最優秀賞を受賞(県1位)
化学部(化学チーム)
- 第7回高校化学グランドコンテストでポスター賞を受賞(全国入賞)
生物部(生物チーム)
- 九州高等学校生徒理科研究発表大会で「ゾウミジンコの走性に関する研究」が最優秀賞を受賞(九州1位)
第2期 2年次 (平成23年度・2011年)
科学の甲子園チーム
- 第1回科学の甲子園に長崎県代表として出場
- 総合成績第17位、化学実験部門第4位、数学課題部門第6位
第2期 3年次 (平成24年度・2012年)
生物部(生物チーム)
- 第10回高校生科学技術チャレンジで科学技術政策担当大臣賞を受賞(全国2位)
地学部(地学チーム)
- 第1回高校・高専気象観測機器コンテストで、1位と2位を独占(全国1位・2位)
数学チーム
- 2名が本大会へ進出
第2期 4年次 (平成25年度・2013年)
物理部(物理チーム)
- 第21回衛星設計コンテスト最終審査会ジュニアの部で、「お家で簡単無重力農園」がジュニア大賞(全国1位)を、「高校生が共同利用できる小型通信衛星」が宇宙科学振興会賞(全国2位)を受賞
- 日本水産学会春季大会高校生発表部門で、銀賞を受賞(全国入賞)
生物部(生物チーム)
- 世界大会(ISEF 2013)に出場(5月:アメリカアリゾナ州フェニックス)
- 2013長崎しおかぜ総文祭自然科学部門において研究発表とポスター発表に出場
- 長崎県科学研究発表大会研究発表生物部門で最優秀賞を受賞(県1位)し、ポスター発表で最優秀賞を受賞(県1位)した。県大会においては11連覇となる
- 九州高等学校生徒理科研究発表大会研究発表生物部門で優秀賞を受賞
科学の甲子園チーム
- 科学の甲子園に長崎県代表として出場し、3年連続で全国大会に出場
- 生物実技部門で全国1位(ケニス賞)を受賞
Mission各班の成果(授業における探究活動)
- 「調理にみる科学」班が商品開発した「びわデニッシュパン」が、ローソンと県が主催する新商品選考会で評価され、県内のローソンで販売された
第2期 5年次 (平成26年度・2014年)
物理部(物理チーム)
- 第22回衛星設計コンテスト最終審査会で、「宇宙植物学実験の新たな方法の提案」がジュニア大賞(全国1位)を、「磁気トルカ方式姿勢制御の簡素化について」が宇宙科学振興会賞(全国2位)を受賞し、2年連続での1位・2位の独占となった
生物部(生物チーム)
- 九州高等学校生徒理科研究発表大会で「アワダチソウグンバイの風に対する適応」が最優秀賞を受賞(九州1位)
科学の甲子園チーム
- 科学の甲子園に長崎県代表として出場し、4年連続で全国大会に出場
Mission各班の成果(授業における探究活動)
- 「調理にみる科学」班が商品開発した「まるごとかぼっちゃパン」が「高校生とのコラボ商品開発企画(株)ローソン企画)」(長崎県政策企画課)で商品化された
- 数学オリンピックに44名が参加し、Aランク合格した1名が本選へ進出