SSH第4期

目標
課題研究の実施過程を分析し、科学技術人材育成のプロセスを解明する。第3期の成果物である「課題研究の進め⽅と科学論⽂の書き⽅」をさらに発展させ、課題研究の指導法をまとめた手引書「科学の研究⼿法」を作成する。
成果
目標
理科4分野の融合科目である学校設定科目「科学探究基礎」のカリキュラム開発を行う。「生徒が主体的に学ぶ理科の指導法開発」と「課題研究の指導法開発」を柱とし、作成した教材や指導案を公開する。
成果
目標
研究を発表する場として、オンライン国際学術誌「若者たちの科学雑誌」の発行および運営を行う。論文投稿を本校における課題研究の最終⽬標に掲げると同時に、広く全国の⾼校⽣からの論⽂も受け付ける。
成果

第4期 1年次 報告書(令和2年度・2020年)

第4期 2年次 報告書(令和3年度・2021年)

第4期 3年次 報告書(令和4年度・2022年)

第4期 4年次 報告書(令和5年度・2023年)

第4期 5年次 報告書(令和6年度・2024年)

学校設定科目「科学探究講座Ⅰ」の研究開発

  • 1年生全員を対象とし、週3単位で実施する。
  • 2単位は、理科4分野を融合した授業「科学探究基礎」を行い、大学へのGatewayとなるような授業を展開する。教員の専門性を生かした授業展開を行うと同時に、作成した教材は校内ファイルサーバーで共有し、職員間でのノウハウの共有も行う。
  • 1単位は、理科教員とALTとのTTにより、科学的研究手法を学ぶための授業「科学英語:ASLE」を英語で行う。生徒がグループをつくり、独自のテーマで取り組んだ課題研究の成果について、年度末に英語プレゼンテーションを実践する。3つの変数(Independent Variable, Dependent Variable, Control Variable(Scientific Constant)に関する理論を単元内容に組み込み、課題研究指導法の開発も行う。
  • 学校設定科目「科学探究講座Ⅰ」の詳細については、特設ページをご覧ください。

学校設定科目「科学探究講座Ⅰ」特設ページ

教材「課題研究の進め方と科学論文の書き方」の改訂(予定)

  • 第3期の成果物である「課題研究の進め方と科学論文の書き方」に、「プレゼンテーションの方法」を追加した改訂を行う。
  • 課題の発見から始まり、科学的な研究の進め方、結果の処理方法および効果的な示し方、研究発表でのスライドショーやポスター発表の仕方、科学論文の書き方まで、⼀通りの科学の研究手法をまとめたものになる予定である。(令和7年3月予定)

オンライン国際学術誌「若者たちの科学雑誌(SJYN)」の発刊と運営

  • オンライン国際学術誌「若者たちの科学雑誌(SJYN)」(Science Journal for Youths, Nagasaki)を発刊した。(2023年1月)
  • 国際標準逐次刊行物番号 ISSN:2758-4763 を取得済。
  • 小学校高学年から大学学部学生程度の青少年自身が行った研究に対し、無償で電子出版する機会を提供することを目的としている。
  • 通常の授業で得られた研究内容を学術論⽂として発表する指導を軌道に乗せることができた。
  • 若者たちが書いた論文を読むだけでも楽しいですが、全国の若者からの投稿もお待ちしています。まずは、若者たちの科学雑誌(SJYN)」を訪問してみてください。↓↓↓

若者たちの科学雑誌(SJYN:Science Journal for Youths, Nagasaki)

第4期 2年次 (令和3年度・2021年)

  • 「西高の日」の開催(生徒の研究発表と中学生へのオープンスクールを兼ねる)
  • 課題探究の進め方について訪問授業(佐世保北高校 )
  • 課題研究の進め方と科学論文の書き方配布(佐世保南高校、壱岐高校 )
  • 高校生有機化学講座の開催
  • 未来イノベーションフェアの開催(県内の生徒との研究を通した県内生徒との交流)
  • 長崎大学ジュニアドクターとの連携
  • WWLでの研究発表

第4期 3年次 (令和4年度・2022年)

第4期 1年次 (令和2年度・2020年)

物理部(物理チーム)

  • 令和2年度SSH生徒研究発表会最終審査[⧉](リモート)で、「飛び出せ!フジイ折り」が審査委員長賞を受賞(全体で全国4位、物理部門では全国1位)
  • 第28回衛星設計コンテスト最終審査会ジュニアの部(リモート)で、「宇宙電光掲示板LLL」が地球電磁気・地球惑星圏学会賞を、「My 宇宙望遠鏡」が宇宙科学振興会賞を受賞(全国入賞)
  • 令和2年度全国総合文化祭(2020こうち総文)WEB SOUBUNで、「板の形状による空気抵抗の変化」が文化連盟賞を受賞
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「なぜ束ねたロウソクの炎は大きくなるのか」が優秀賞を受賞
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「なぜ束ねたロウソクの炎は大きくなるのか」が優良賞を受賞

化学部(化学チーム)

  • 分子科学会オンライン討論会で、「Theoretical Study on Complex Ions composed of Sodium Tartrate and Cu(Ⅱ)」を発表
  • 日本化学会第101春季年会(2021)で、「[Al(OH)₄]⁻の構造に関する研究」「フェーリング液中の銅の錯イオンの構造に関する研究」を発表
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「酒石酸ナトリウムと銅の錯イオンに関する理論的研究」が優秀賞を受賞
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「フェーリング液中の銅の錯イオンの構造に関する研究」が優秀賞を受賞

生物部(生物チーム)

  • 令和2年度全国総合文化祭(2020こうち総文)WEB SOUBUNで、「昆虫のホバリングのしくみについて」が文化連盟賞を受賞

地学部(地学チーム)

  • 第9回高校高専気象観測機器コンテストで、『紫外線観測機器「UVM」』、『瞬き観測機器「きらめき」』を発表
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「凝析による塩分濃度と浦上川の堆積物の関係について」が優良賞を受賞

第4期 2年次 (令和3年度・2021年)

物理部(物理チーム)

  • 第29回衛星設計コンテスト最終審査会ジュニアの部(リモート)で、「宇宙タイムカプセルμ(ミュー)」が日本航空宇宙学会賞を、「小型人工衛星を用いた大気圏内の実測」がジュニア奨励賞を受賞(全国入賞)
  • テクノアイデアコンテスト「テクノ愛2021」で、「体温の熱エネルギーを利用して発電するスツール型熱電発電機」が全国審査奨励賞を受賞(全国入賞)
  • 第24回「エネルギー利用」技術作品コンテストで、「体温の熱エネルギーを利用して発電するスツール型熱電発電機」が優秀賞(全国2位)を受賞
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「扇子がおこす風の経路の可視化に関する研究」が最優秀賞を受賞(県1位)
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会(リモート)で、「扇子がおこす風の経路の可視化に関する研究」が優良賞を受賞

化学部(化学チーム)

  • 分子科学討論会2021で、「フェーリング溶液中における酒石酸と銅の錯イオンの構造に関する理論的研究 第2報」を発表
  • 令和3年度SSH生徒研究発表会に参加
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で優良賞を受賞

生物部(生物チーム)

  • JSEC 2021(第19回 高校生・高専生科学技術チャレンジ)で、「ハナアブのホバリングのメカニズム -ホバリングをつかさどる第二の小さな翅 -」が文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞(全国1位)
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「ハナアブのホバリングのメカニズム -ホバリングをつかさどる第二の小さな翅 -」が最優秀賞を受賞(県1位)
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会(リモート)で、「ハナアブのホバリングのメカニズム -ホバリングをつかさどる第二の小さな翅 -」が最優秀賞を受賞(九州1位)

地学部(地学チーム)

  • 第10回高校高専気象観測機器コンテストで、10回連続出場賞を受賞(全国入賞)
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で優秀賞を受賞
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会(リモート)で優良賞を受賞

第4期 3年次 (令和4年度・2022年)

物理部(物理チーム)

  • 第30回衛星設計コンテスト最終審査会ジュニアの部で、「月の自然エネルギーによる発電方法について」が日本航空宇宙学会賞を受賞(全国入賞)
  • 令和4年度全国総合文化祭(2022とうきょう総文)で、「扇子がおこす風の経路の可視化に関する研究」が文化連盟賞を受賞
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「シャープペンシルを持つ角度が芯に与える影響」が優秀賞を受賞
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「シャープペンシルを持つ角度が芯に与える影響」が優秀賞を受賞

化学部(化学チーム)

  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「吸水量と天ぷらの切断強度」が優秀賞を受賞
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「吸水量と天ぷらの切断強度」が優良賞を受賞
  • 分子科学討論会で、「フッ化水素のクラスター」を発表

生物部(生物チーム)

  • 国際学生科学技術フェアISEF2022 へ日本代表として参加(リモート)(世界大会出場)
  • 令和4年度全国総合文化祭(2022とうきょう総文)で、「ハナアブのホバリングのメカニズム~ホバリングをつかさどる第二の小さな翅~」が全国総文祭科学研究発表自然科学部門生物部門最優秀賞を受賞(全国1位)
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「トビムシの光への応答とその意義について」が優秀賞を受賞
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「トビムシの光への応答とその意義について」が優秀賞を受賞

地学部(地学チーム)

  • 高校・高専気象観測機器コンテストで、『ヘドロ堆積物観測機器「sludgers」』がチャレンジ賞を受賞(全国入賞)
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「長崎市浦上川におけるヘドロの堆積状況とヘドロを活用した河川流量予測へ向けて」が最優秀賞を受賞(県1位)

科学の甲子園チーム

  • 長崎県代表校選考会で本校2年生チームが優勝し、第12回科学の甲子園全国大会へ出場

第4期 4年次 (令和5年度・2023年)

※令和5年度は、長崎県科学研究発表大会のすべての部門の口頭発表で最優秀賞を受賞し、すべての科学系部活動が 2024ぎふ総文 への出場権を獲得するという快挙を達成しました。

物理部(物理チーム)

  • 令和5年度SSH生徒研究発表会で、「月の自然エネルギーによる発電方法について」がポスター発表賞を受賞(全国入賞)
  • 第31回衛星設計コンテスト最終審査会ジュニアの部で、「ソーラーセイルによる静止軌道輸送システム」がジュニア実験賞を受賞(全国入賞)
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「変形するボールと反発係数について」が最優秀賞を受賞(県1位)
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「変形するボールと反発係数について」が優良賞を受賞

化学部(化学チーム)

  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「金属イオンを⽤いたイノシン酸の検量線の作成について」が最優秀賞を受賞(県1位)
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「金属イオンを⽤いたイノシン酸の検量線の作成について」が優良賞を受賞

生物部(生物チーム)

  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「アカハライモリが餌として認識する⼤きさについて」が最優秀賞を受賞(県1位)
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「アカハライモリが餌として認識する⼤きさについて」が優良賞を受賞

地学部(地学チーム)

  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「浦上川のヘドロ堆積の研究」が最優秀賞を受賞(県1位)
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「浦上川のヘドロ堆積の研究」が優良賞を受賞

科学の甲子園チーム

  • 2年連続で県予選を1位通過し、長崎県代表として科学の甲子園全国大会に出場

第4期 5年次 (令和6年度・2024年)

物理部(物理チーム)

  • 第32回衛星設計コンテスト最終審査会ジュニアの部で、「戸締まり状況確認模擬衛星SUZUME」がジュニア大賞を受賞(全国1位)
  • 令和6年度全国総合文化祭(2024ぎふ総文)で、「変形するボールと反発係数について」が文化連盟賞を受賞
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「ロープランチャーについての研究」が優秀賞を受賞
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「ロープランチャーについての研究」が優良賞を受賞
  • 缶サット甲子園2024九州地方大会で、「ポータブル百葉箱」が3位を受賞

化学部(化学チーム)

  • 令和6年度全国総合文化祭(2024ぎふ総文)で、「金属イオンを⽤いたイノシン酸の検量線の作成について」が文化連盟賞を受賞
  • 令和6年度日本水産学会九州支部大会で、「コンクリートの耐久性と付着物に関する研究」が優秀研究発表賞を受賞
  • 第18回分子科学討論会で「金属イオンを用いた5′-イノシン酸二ナトリウムの定量と量子化学計算によるピーク波長変化の分析」を発表
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「コンクリートの強度に関する研究」が最優秀賞を受賞(県1位)
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「コンクリートの強度に関する研究」が優良賞を受賞

生物部(生物チーム)

  • 令和6年度全国総合文化祭(2024ぎふ総文)で、「アカハライモリが餌として認識する⼤きさについて」が優秀賞・文化庁長官賞(全国2位)を受賞

地学部(地学チーム)

  • 令和6年度全国総合文化祭(2024ぎふ総文)で、「浦上川のヘドロ堆積の研究」が文化連盟賞を受賞
  • 長崎県科学研究発表大会口頭発表で、「長崎西高校における砂塵の飛来とその予測についての研究」が優秀賞を受賞
  • 九州高等学校生徒理科研究発表大会で、「長崎西高校における砂塵の飛来とその予測についての研究」が優良賞を受賞