和名 ユウマダラエダシャク
学名 Abraxas miranda miranda Butler, 1878
分類 鱗翅目シャクガ科

この虫の特徴 開翅長40㎜~50㎜程度.体は橙色に黒色紋が多数見られる.翅には白地に灰色や褐色の斑紋がある.県本土では一般的な普通種である.

生活史 幼虫はマサキ,コマユミなどを食害する.

えさ 

出現時期 5月~6月,8月~10月

分布 北海道~九州(対馬,壱岐,県本土)

よく似た種類との区別 ヒメマダラエダシャクは本種よりやや小型で,前翅前縁中央付近にある灰色の円形の紋の中に黒色の紋があるが,本種には黒色の紋がない.また、沖縄県産は琉球亜種(Abraxas miranda aesia Prout, 1925)とされている.

 

シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2013年に同博物館で取材したものである.

 

シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある.
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は,オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである.
写真の無断使用を禁ずる.
The copyright of the photos and or compilations of the photos taken from the "Von Siebold" collection remains with NCB Naturalis, Leiden. All the photos of the "Von Siebold" collection are permitted under the agreement between NCB Naturalis and Nagasaki SSH Science Project. Don't use or copy any images.

 

記載:田中 清

写真:柴原 克己

写真(シーボルトコレクション):紙谷 聡志

 

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