和名 キハダカノコ
学名 Amata germana nigricauda (Miyake, 1907)
分類 鱗翅目カノコガ科
この虫の特徴 開翅長３５㎜～４０㎜程度．翅は黒地に透明の斑紋があり，腹部は橙黄色で環状の黒色模様が連なる．昼飛性で数頭が花に集まっているのを時々見かけるが，個体数は少ない．
生活史 スイカズラ科（ハコネウツギ），キク科（シロタエギク），イネ科（ササ）などを食害する．
出現時期 ６月下旬～８月上旬
分布 本州～九州（対馬，壱岐，県本土）
よく似た種類との区別 カノコガでは腹部は黒色部分が多く，橙黄色の環状模様が２本である．
シーボルトコレクション １８２０年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は，現在，オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている．以下の写真は，長崎ＳＳＨ科学プロジェクトの調査団が，２０１３年に同博物館で取材したものである．
シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は，オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある．
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は，オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである．
写真の無断使用を禁ずる．
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記載・写真：柴原 克己
写真（シーボルトコレクション）：紙谷 聡志， 長嶋 哲也