和名 カブラヤガ
学名 Agrotis segetum (Denis & Schiffermüller, 1775)
分類 鱗翅目ヤガ科
この虫の特徴 開翅長37㎜~45㎜.前翅は淡灰褐色で暗色の紋がある.後翅は♂で白色,♀では淡灰色を帯びている.幼虫はネキリムシとして農作物の重要害虫.県内に広く分布する普通種である.
生活史 マメ科(ダイズ,エンドウ ),イネ科(イネ,トウモロコシ,ムギ,クローバ,タデ科(ソバ),アブラナ科(ジャガイモ,アブラナ,キャベツ,ハクサイ,ダイコン,カブラ)サトイモ科(サトイモ),アオイ科(オクラ),ショウガ科(ショウガ),シソ科(ハッカ),セリ科(セリ),バラ科(イチゴ),アカザ科(テンサイ),ナス科(タバコ,ナス,トマト),キク科(キク),ユリ科(ユリ),ネギ科(ネギ,タマネギ),ウリ科(ウリ類),ヒルガオ科(サツマイモ)など非常に多くの農作物を食害する.
出現時期 3月下旬~7月下旬,9月中旬~10月下旬(年2回の発生)
分布 北海道~九州(対馬,壱岐,県本土)
記載:柴原 克己