和名 ベニシジミ
学名 Lycaena phlaeas(Linnaeus, 1761)
分類 鱗翅目シジミチョウ科

 

この虫の特徴 開翅長35㎜程度.前翅は両面とも橙赤色で黒色の斑点が個ある.後翅の表面は黒褐色,裏面は灰褐色で黒色の小斑が多数あり,後翅両面の縁には橙赤色帯状模様がある.季節により斑紋や色が大きく変化(春型,秋型,夏型)する.明るく開けた環境を好み,人家付近でもよく見られる普通種である.冬季は幼虫で越冬する.

生活史 幼虫はスイバやギシギシなどのタデ科植物を食害する.

えさ 花の蜜

出現時期 4月~11月

分布 北海道~九州(県下全域)

 

シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2013年に同博物館で取材したものである.

 

シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある.
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は,オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである.
写真の無断使用を禁ずる.
The copyright of the photos and or compilations of the photos taken from the "Von Siebold" collection remains with NCB Naturalis, Leiden. All the photos of the "Von Siebold" collection are permitted under the agreement between NCB Naturalis and Nagasaki SSH Science Project. Don't use or copy any images.

 

記載・写真:田中 清

写真(シーボルトコレクション):紙谷 聡志

 

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