和名 ルリタレハ
学名 Kaniska canace (Linnaeus, 1763)
分類 鱗翅目タテハチョウ科
この虫の特徴 翅を広げると黒褐色に水色と白色の模様が特徴的である.裏面は褐色で細かい模様があり,樹皮や落ち葉に似ている.♂には縄張り行動が見られ,自分の縄張りに侵入した他の♂を激しく追い回して排除する.
生活史 幼虫はサルトリイバラ,ホトトギスなどを食害して成長する.年に数回発生する.成虫で越冬する.
えさ 熟果,樹液など
出現時期 4月~10月
分布 北海道~九州(県下全域)屋久島以北と南西諸島で大きな変異集団が存在し,亜種として区別されている.
シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2013年に同博物館で取材したものである.
シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある.
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記載・写真:田中 清
写真(シーボルトコレクション):紙谷 聡志