和名 アカタテハ
学名 Vanessa indica (Herbst,1794)
分類 鱗翅目タテハチョウ科
この虫の特徴 開翅長60㎜程度,翅表が茶褐色,赤橙色,黒,白からなる模様が特徴的なチョウである.明るく開けた場所を好み,日光浴や縄張りの監視をする.冬季は成虫で越冬する.
生活史 幼虫はイラクサ科のカラムシやホソバイラクサ,ヤブマオ,ニレ科のケヤキ,ハルニレなどを食害しながら成長する.
えさ 花の蜜,樹液,熟果など
出現時期 6月~10月(数回発生)
分布 北海道~九州(県下全域)
よく似た種類との区別 ヒメアカタテハVanessa cardui (Linnaeus,1758)に似ているが,本種の方が大きく、後翅が茶色いことで見分けられる.
ヒメアカタテハ
記載:井上 真一
写真:伊藤 雅男,田中 清