和名 オオアトボシアオゴミムシ
学名 Chlaenius micans (Fabricius,1792)
分類 鞘翅目オサムシ科

この虫の特徴 体長は15㎜~18㎜程度.頭部や前胸背は赤銅色ににぶく輝き,上翅は緑銅色が強い.触角や脚は赤褐色である.前胸背板と上翅にはうす黄色の微毛が覆い,そのためビロード状になっている.上翅後方の黄褐色紋の形が種の識別のポイントになる.

生活史 春先から各地に多く,成虫は常緑樹の葉の上や各種樹木の花にもみられる.冬季には石の下で越冬している姿があり,夏期には灯火にも飛来する.

出現時期 4月~10月

分布 北海道~九州(対馬,五島,県本土)

 

シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2013年に同博物館で取材したものである.

 

シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある.
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は,オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである.
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The copyright of the photos and or compilations of the photos taken from the "Von Siebold" collection remains with NCB Naturalis, Leiden. All the photos of the "Von Siebold" collection are permitted under the agreement between NCB Naturalis and Nagasaki SSH Science Project. Don't use or copy any images.

 

記載・写真:松尾 照男

写真(シーボルトコレクション):田中 清, 長嶋 哲也

 

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