和名 オオフタホシマグソコガネ
学名 Aphodius elegans Allibert
分類 鞘翅目コガネムシ科

この虫の特徴 体長は15㎜程度.頭部や前胸背は光沢を持った黒色.上翅は美しい黄色で,中央後方にはっきりとした黒色の帯模様を持つことで他種からの同定は簡単である.

生活史 成虫は牛糞の下に巣穴を掘って産卵し,そこで幼虫は牛糞をえさとしながら生育する.牛を放牧している草原や牧場などで,4月~5月に成虫となってよく飛翔し活動している.夏場以後の成虫が産卵する.

出現時期 4月~8月,9月~11月

分布 北海道~九州(対馬,五島,県本土)

 

シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2013年に同博物館で取材したものである.

 

シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある.
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は,オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである.
写真の無断使用を禁ずる.
The copyright of the photos and or compilations of the photos taken from the "Von Siebold" collection remains with NCB Naturalis, Leiden. All the photos of the "Von Siebold" collection are permitted under the agreement between NCB Naturalis and Nagasaki SSH Science Project. Don't use or copy any images.

 

記載・写真:松尾 照男

写真(シーボルトコレクション):田中 清, 長嶋 哲也


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