和名 ヒラタアオコガネ
学名 Anomala octiescostata Burmeister,1844
分類 鞘翅目コガネムシ科
この虫の特徴 体長10㎜程度.前胸背板や上翅は光沢のある濃緑色.前胸背板や腹面には白っぽい毛が生える.上翅には左右4対の縦隆線があるが,側面の2本ははっきりしない.
生活史 幼虫は芝などの根を食して成長し,9月頃成虫となりそのまま土中で越冬する.幼虫はゴルフ場や公園の芝の根を食し,重要な害虫となっている.
えさ 成虫は,ツツジの花やクヌギの新芽など各種広葉樹の花や葉.
出現時期 4月~5月
分布 本州(関東以西)~九州(壱岐,五島,県本土)
シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2013年に同博物館で取材したものである.
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記載:井上 真一
写真:松尾 照男, 長嶋 哲也
写真(シーボルトコレクション):田中 清