和名 オオカンショコガネ
学名 Apogonia major Waterhouse
分類 鞘翅目コガネムシ科
オオカンショコガネ オオカンショコガネ頭部 ヒメカンショコガネ頭部
この虫の特徴 ヒメカンショコガネに酷似している.
生活史 幼虫は土中で植物の根を加害し,成虫となって4月後半くらいから出現する.
出現時期 4月~10月
分布 九州,(県本土,五島)
よく似た種類との区別 本種が含まれるApogonia属にはとても似た種が多く,同定には注意を要する.そのうちのヒメカンショコガネとの区別点は以下のとおりである.
1.本種がヒメカンショコガネより大型である.
2.前頭が少し押さえられ(矢印)て,圧せられた状態になる.
3.ヒメカンショコガネは体型が割と太く短い.
4.前胸背前角の状態(矢印).
シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2013年に同博物館で取材したものである.
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記載・写真:松尾 照男
写真(シーボルトコレクション):田中 清, 長嶋 哲也