和名 アカアシオオクシコメツキ
学名 Melanotus cete cete (Candeze,1860)
分類 鞘翅目コメツキムシ科
この虫の特徴 体長16㎜~20㎜程度.体は黒色で,うすい黄灰色の微毛が生えている.上翅には条線があり,触角は黒褐色を呈する.前胸背の中央には弱い正中溝がみられ,足は常に赤褐色をしているため,この部分が種の判別のポイントになる.また,前胸背の腹面の後方に突出する「前胸腹面突起」とよばれる部分の形状も種によって特徴がみられる.
生活史 海岸線の暖帯広葉樹から内陸部までの各種樹木に集り,灯火にも飛来する.春先のスダシイの花や初夏のクリの花などにも多く集まり,クシコメツキ類の仲間では個体数も多い.
幼虫は土の中に生息し,雑食性である.
出現時期 4月~8月
分布 本州~九州(県下全域)
記載:松尾 照男