和名 クロハナボタル
学名 Plateros coracinus (Kiesenwetter,1874)
分類 鞘翅目ベニボタル科

この虫の特徴 体長は5㎜~6㎜程度.ベニボタルの仲間は,頭部が前胸背に隠れて見えないのが特徴である.軟弱な体で,ジョウカイボンなどの仲間とともに鞘翅も軟らかい軟鞘類とよばれる.ベニボタル類は,前胸背の形やその条溝に種の特徴が現れやすく種の識別のポイントになる.ふつうな種のため長崎県でも各離島に産する可能性は高い.

生活史 幼虫は樹皮下や朽ち木内に生息し生活しているというが,まだ不明な点も多い.成虫は昼間活動性で,広葉樹の樹葉上や花上に多い.ベニボタル類は初夏まで個体数が多いが,8月以降は姿を見なくなる.

出現時期 5月~7月

分布 北海道~九州(五島,県本土)

 

記載:松尾 照男

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