和名 ジョウカイボン
学名 Athemus suturellus suturellus (Motschulsky)
分類 鞘翅目ジョウカイボン科

 

この虫の特徴 体長14㎜~18㎜.上翅は黄褐色,肢は黒褐色でふ節(肢の先の方)は黄褐色.低地から山地に広く見られ,花が咲いている樹木などに集まる.外見はカミキリムシに似ているが,類縁性はない.翅鞘(ししょう;さやばね)が柔らかく,主食は小昆虫で肉食性である.

生活史 卵は土中にまとめて産卵される.幼虫は落ち葉や朽ち木などの下潜んでいる.肉食性で小昆虫などを求めて徘徊する.

えさ 小昆虫,花粉,蜜

出現時期 5月~7月

分布 北海道~九州(県本土)

よく似た種類との区別 本種は国内に広範囲(北海道~九州)に分布するとされていたが,九州産はニシジョウカイボン〈A. s. luteipennis (Kiesenwetter) 〉に分けられている.

 

記載:田中 清

 

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