和名 ゴミムシダマシ
学名 Neatus picipes (Harbst)
分類 鞘翅目ゴミムシダマシ科

この虫の特徴 体長15~20mm程度.体背面は一様に黒色で,特に上翅にはつややかな光沢を持っている.上翅は後半部分が少し幅広くなっており,点刻は強くはっきりし各条溝も顕著である.

生活史 幼虫・成虫共に穀物や家畜用などの飼料を食べる.古い民家やその付近などにも生息しており個体数は多いと言われているが,近年発見される頻度も少なくなってきている.

出現時期 夏期~秋期にわたるが,周年経過は不明で

分布 北海道~九州(県下全域)

よく似た種類との区別 本種に近縁のゴミムシダマシ科甲虫の多くに穀物や配合飼料などの害虫となるものがいるが,それぞれに形態的にも似た種も多い.

 

シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2013年に同博物館で取材したものである.

 

シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある.
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は,オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである.
写真の無断使用を禁ずる.
The copyright of the photos and or compilations of the photos taken from the "Von Siebold" collection remains with NCB Naturalis, Leiden. All the photos of the "Von Siebold" collection are permitted under the agreement between NCB Naturalis and Nagasaki SSH Science Project. Don't use or copy any images.

 

記載・写真:松尾 照男

標本:佐々木 茂美

写真(シーボルトコレクション):田中 清, 長嶋 哲也 

 

昆虫図鑑(写真で調べる)にもどる

昆虫図鑑(名前で調べる)にもどる

昆虫図鑑(グループ名で調べる)にもどる

長崎の昆虫図鑑トップにもどる