和名 ニジゴミムシダマシ
学名 Tetraphyllus lunuliger lunuliger (Marseul,1876)
分類 鞘翅目ゴミムシダマシ科
この虫の特徴 体長は5㎜~7㎜程度.頭部や前胸背,上翅などは全体に黒色で虹色の光沢がある.体下面は黒色.顕微鏡下で前胸背や上翅の斑紋の状態をみると,金緑色の紋や環状紋などをもっていることがわかる.
生活史 幼虫は倒木などの樹皮についているカワラタケなどの菌類を食性とするため,そのような環境を好んで生息しており,ときに群生する.また夏期には灯火にも飛来する.
出現時期 6月~9月
分布 北海道~九州(対馬,五島,県本土)
記載:松尾 照男
写真:長嶋 哲也