和名 マメハンミョウ
学名 Epicauta gorhami (Marseul)
分類 鞘翅目ツチハンミョウ科
この虫の特徴 体長16㎜程度.♀♂ともに体と前翅が黒色で頭部は橙赤色.前翅と前胸背板に灰白色の縦条線がある.体内にカンタジリンという毒を持っているので鳥類をはじめ捕食者は見向きもしない.手で強くつかむと毒液を出す.皮膚が赤く腫れたり水疱ができたりするので注意が必要である.本種は草原の減少や農薬によるバッタ類の減少によって,急激に生息地や個体数が減少している.
生活史 幼虫はバッタ類の卵を食べながら成長する.
えさ 草本植物の葉(野生種や栽培種を集団で食害する.)
出現時期 7月~9月
分布 本州~九州(五島,県本土)
記載:田中 清
写真:青木 良夫