和名 ヒメツチハンミョウ
学名 Meloe coarctatus (Motschulsy)
分類 鞘翅目ツチハンミョウ科

この虫の特徴 体色は黒色で体長9㎜~23㎜程度.♀では触覚の第1節が,第2から4節の長さとほぼ同じである.♂では触角の一部に膨らんだ部分がある.前翅が小型で後翅も退化しているので飛ぶことがせきない.餌となる草の葉をさがして地表面を歩行していることが多い.体内にカンタジリン(毒)を持っているので不用意に掴まない方がよい.

生活史 土中で孵化した幼虫は花の上で待機し,マルハナバチの体に乗り移って巣に侵入し,その卵や花粉などを食べて成長する.

えさ 草本植物の葉

出現時期 3月~4月

分布 本州~九州(対馬,県本土)

 

記載:田中 清

写真:山元 宣征

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