和名 ヨツスジハナカミキリ
学名 Leptura ochraceofasciata (Motschulsky,1861)
分類 鞘翅目カミキリムシ科

 

この虫の特徴 体長15㎜~20㎜程度.体は黒色で,上翅には4本の顕著な黄色帯を持つ.触角は末端節4節~5節が黄褐色で,近似種との区別は容易である.本種は,ある種のハチ類の模様に擬態していると考えられている.

生活史 ノリウツギ,リョウブなどの暖帯林広葉樹の各種の花や,倒木や枯れ枝に集まり個体数も多い.高い山では上昇気流に乗って山頂への吹き上げ個体もみられる.幼虫はおもに針葉樹に寄生することが知られている.

出現時期 6月~9月

分布 北海道~九州(県下全域)

よく似た種類との区別 県本土産はL.ochraceofasciata ochrotelaとされ,対馬には別亜種L.ochraceofasciata chujoi が生息している.

 

記載:松尾 照男

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