和名 ワモンサビカミキリ
学名 Pterolophia annulata (Chevrolat,1845)
分類 鞘翅目カミキリムシ科

この虫の特徴 体長10㎜~15㎜程度.上翅中央に幅広い白帯斑紋を持ち,上翅端は丸まる.島嶼や海岸線などの比較的低山地に多く産し,高産地になると数が少なくなる傾向が見られる.

生活史 暖帯林のエノキ,クワ,イチジク,フジ,イヌビワなどの枯れ枝や伐採後の倒木などに集まり,夜間に灯火にも飛来する.秋に成虫になり,成虫で冬を越している.

出現時期 5月~9月

分布 本州~九州(県下全域)

よく似た種類との区別 本種が含まれるPterolophia属の各種は形態的にもよく似た種が多いが,上翅斑紋の違いが顕著なため同定を間違うことはない.


記載:松尾 照男

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