和名 マツノマダラカミキリ
学名 Monochamus alternatus (Hope)
分類 鞘翅目カミキリムシ科
この虫の特徴 マツ類の害虫で体長15㎜~30㎜程度である.体は暗褐色で表面は黄褐色や赤褐色の微毛に覆われている.触角が赤褐色で長く♂は体長の2倍以上,♀でも1.5倍程度ある.上翅は赤褐色,黒色,灰白色の斑模様である.マツ枯れを引き起こす害虫で,マツノザイセンチュウを媒介することでも有名である.
生活史 マツ類に産卵して材を食害するとともにマツノザイセンチュウを媒介してマツ類を枯らしてしまう.
えさ マツ類の若い枝
出現時期 5月~9月
分布 本州~九州(県下全域)
記載:田中 清
写真:松尾 照男