和名 リンゴカミキリ
学名 Oberea japonica (Thunberg)
分類 鞘翅目カミキリムシ科
この虫の特徴 体長18㎜程度.リンゴカミキリ属は,腹部と上翅が長く特徴的な形をしている.
本種は,頭部が黒色,前胸が黄橙色,上翅は前胸近くが黄橙色,その他は黒色で,会合部と側面は特に色が濃い.
生活史 幼虫はサクラやウメなどの細い枝の中に入り,中を食べる.夏に多い.
えさ サクラ類の葉を食べる.
出現時期 4月~7月
分布 北海道~九州(対馬,壱岐,県本土)
よく似た種類との区別 ソボリンゴカミキリに似ている.ソボリンゴは,上翅側面の黒色部が肩の部分にまで達するが,リンゴは通常肩までは黒くならない.
記載:井上 真一
写真:松尾 照男