和名 オニヤンマ
学名 Anotogaster seiboldii (Sélys,1854)
分類 トンボ目ヤンマ科
この虫の特徴 体長９０㎜～１１０㎜程度．日本最大のトンボである．体全体に黒色地に黄色の縞模様がある．左右の複眼は緑色で，頭部中央で一部が接している．前胸部背面に「逆ハの字」状の黄色紋と胸部側面には斜めに２本の黄帯はある．腹部は黒色で体節に黄色の縞模様がある．
生活史 低山地の緩やかな流れと砂地のある清流域でヤゴとして数年間を過ごす．
えさ 小昆虫
出現時期 ６月～９月
分布 北海道～九州（県下全域）
シーボルトコレクション １８２０年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は，現在，オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている．以下の写真は，長崎ＳＳＨ科学プロジェクトの調査団が，２０１１年に同博物館で取材したものである．
シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は，オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある．
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は，オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである．
写真の無断使用を禁ずる．
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記載：田中 清
写真：田中 清 松尾 照男
写真（シーボルトコレクション）：紙谷 聡志，井手 竜也