和名 サツマゴキブリ
学名 Opisthoplatia orientalis (Burmeister,1838)
分類 ゴキブリ目マダラゴキブリ科
この虫の特徴 体長25㎜~35㎜程度.体は黒褐色で胸部が黄白色,腹部は赤褐色で縁取られる.体形は紡錘形で翅がない.
生活史 朽ち木の中や落ち葉,空き地に置かれた古材の下,人家の床下などに生活している.特に本県では,山地の小川の周辺に生息している.
出現時期 1年を通して齢の異なる幼虫が見られる.
分布 四国,九州(五島,県本土)
備考 中国の古代医学書「金匱要略(きんきようりゃく)」によれば,シナゴキブリと共に♀は血行促進作用を持つものとして漢方薬の1つに扱われている.
記載:田中 清
写真:田中 清,松尾 照男