和名 アブラゼミ
学名 Graptopsaltria nigrofuscata (Motschulsky, 1866)
分類 半翅目セミ科

この虫の特徴 平地から低地に見られ、体長は55㎜~60㎜程度である.体が黒褐色で翅も全体が茶褐色である.夏の午後にジリジリ鳴き、暑さが増幅されるように感じる.またその声は油で揚げ物をしているようでもあり,そのまま油蝉の和名になっている.また、灯火に誘引される.

生活史 幼虫は植物の根より道管液を吸いながら成長する.幼虫は地中で3年~4年を過ごすといわれている.

分布 北海道~九州(県下全域)

 

シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2011年に同博物館で取材したものである.

シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある.
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は,オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである.
写真の無断使用を禁ずる.
The copyright of the photos and or compilations of the photos taken from the "Von Siebold" collection remains with NCB Naturalis, Leiden. All the photos of the "Von Siebold" collection are permitted under the agreement between NCB Naturalis and Nagasaki SSH Science Project. Don't use or copy any images.

 

記載:田中 清

写真:田中 清,長嶋 哲也

写真(シーボルトコレクション):紙谷 聡志,井手 竜也 

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