和名 ツマグロオオヨコバイ
学名 Bothrogonia ferruginea (Fabricius)
分類 半翅目ヨコバイ科
成虫
幼虫
この虫の特徴 体長 約１３㎜．背面から見た体色および前翅はオレンジ色（死後，黄変する）で，頭部・胸部に顕著な黒紋を有する．翅端も黒くなる．幼虫は，淡黄色で，無紋である．
生活史 成虫は，様々な草本や木本類から採集される．幼虫も，様々な植物から採集されるが，草本類の方を好む傾向が見られる．
えさ 植物の道管液．
出現時期 ８月に成虫となり，成虫越冬をする（年１化）
分布 本州～九州（対馬，県本土）
シーボルトコレクション １８２０年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は，現在，オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている．以下の写真は，長崎ＳＳＨ科学プロジェクトの調査団が，２０１１年に同博物館で取材したものである．
シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は，オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある．
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記載：紙谷 聡志
写真：長嶋 哲也
写真（シーボルトコレクション）：紙谷 聡志，井手 竜也