和名 キマダラカメムシ
学名 Erthesina fullo (Thunberg, 1783)
分類 半翅目カメムシ科

 

この虫の特徴 体長20㎜程度.体は茶褐色で多数の黄色い点刻ある.脚は茶褐色と黄色である. Thunbergによって1783年に長崎産をもとに命名された.南方系の種で長崎市内の街路樹などで見られるだけであったが,1990年には県本土と福江島でも見られるようになった.さらに近年では,北部九州,そして山口,広島といった本州での発見記録が相次いでいる.

えさ 植物より吸汁する.

出現時期 6月~9月

分布 本州~九州(五島,県本土)

 

シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2011年に同博物館で取材したものである.

シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある.
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は,オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである.
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The copyright of the photos and or compilations of the photos taken from the "Von Siebold" collection remains with NCB Naturalis, Leiden. All the photos of the "Von Siebold" collection are permitted under the agreement between NCB Naturalis and Nagasaki SSH Science Project. Don't use or copy any images.

 

記載:田中 清

写真:伊藤 雅男,長嶋 哲也

写真(シーボルトコレクション):紙谷 聡志,井手 竜也

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