和名 アオクサカメムシ
学名 Nezara antennata (Scott)
分類 半翅目カメムシ科
この虫の特徴 体長12㎜~16㎜程度で全体が光沢のない緑色が一般的であるが,黄帯型,緑斑型など多くの色彩変異が知られている.平地から山地まで広範囲に生息しており,マメや野菜,果実などの大害虫である.本県では,どこででも見られる普通種である.冬季は成虫で越冬する.
えさ 広範囲の植物や果実から吸汁する.
出現時期 7月~10月
分布 北海道~九州(県下全域)
よく似た種類との区別 南方系のミナミアオカメムシ(N. viridula Linnaeus)と本種は,外見上きわめて類似いるが,触角(本種では一部が黒色),前胸背側角(本種では強く突出),腹部背面つまり翅の下の腹板(本種では黒色),体形(本種がやや太め)などによって区別される.
記載:田中 清