和名 セグロアシナガバチ
学名 Polistes jadwigae jadwigae （Dalla Torre, 1904）
分類 膜翅目スズメバチ科
この虫の特徴 体長２０㎜～２６㎜．胸部背面に２本の黄色い筋がある．腹部背面には黒の地に黄褐色の斑紋がある．攻撃性は弱く毒性も強くないが，刺されると腫れて痛い．青虫などの幼虫を狩り，肉団子にして幼虫に与える．
生活史 越冬から目覚めた女王バチは４月に木の枝などに巣を作り始める．やがて働きバチが産まれて巣は大きくなる．７月～９月にかけて新女王バチや♂バチが羽化して巣は更に大きくなる．冬季になると女王バチのみが生き残って越冬する．
えさ アオムシ，花粉，花の蜜
出現時期 ４月～１０月
分布 本州～九州（県下全域）
シーボルトコレクション １８２０年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は，現在，オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている．以下の写真は，長崎ＳＳＨ科学プロジェクトの調査団が，２０１１年に同博物館で取材したものである．
シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は，オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある．
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は，オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである．
写真の無断使用を禁ずる．
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記載：田中 清
写真：長嶋 哲也，田中 清
写真（シーボルトコレクション）：紙谷 聡志，井手 竜也