和名 トラマルハナバチ
学名 Bombus diversus diversus (Smith)
分類 膜翅目ミツバチ科

この虫の特徴 体長12㎜~20㎜で全体に栗色の毛が生えている.平地から低山地に生息しており,花粉の媒介者として農業上も重要である.性格は温和で攻撃性はほとんどない.

生活史 巣は土中や木の洞に作られる.冬期になると新女王だけが生き残って越冬する.

えさ 花粉,花の蜜

出現時期 4月~10月

分布 本州~九州(対馬,五島,県本土)

よく似た種類との区別 北海道には、亜種,エゾトラマルハナバチ(B. diversus tersatus)が生息している.

 

シーボルトコレクション 1820年代にシーボルトが日本で集めた昆虫標本は,現在,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)に収蔵されている.以下の写真は,長崎SSH科学プロジェクトの調査団が,2011年に同博物館で取材したものである.

シーボルトコレクションのすべての写真の著作権は,オランダ国立自然史博物館(NCB Naturalis)にある.
ここに表示したシーボルトコレクションの写真は,オランダ国立自然史博物館の写真利用許可を得たものである.
写真の無断使用を禁ずる.
The copyright of the photos and or compilations of the photos taken from the "Von Siebold" collection remains with NCB Naturalis, Leiden. All the photos of the "Von Siebold" collection are permitted under the agreement between NCB Naturalis and Nagasaki SSH Science Project. Don't use or copy any images.

 

記載:田中 清

写真:田中 清

写真(シーボルトコレクション):紙谷 聡志,井手 竜也

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