壱岐島の調査:2009年9月

 

壱岐は,南北17㎞,東西14㎞の,唐津から約26㎞の玄界灘に浮かぶ島です.壱岐本島の周りには,21の島が点在しています.標高約213mほどの岳ノ辻が最も高く,他は標高100m以下の平坦な島です.自然林は,神社仏閣に残るだけで,大部分の林は,里山といわれる人の手が入った照葉樹林の植物が生い茂っています。港以外の海岸線は,自然が残っているところが多くありました.壱岐は,アマミサソリモドキの生息北限とされていますが,今回の調査で,運良く採集することができました.また,海岸近くの草原には牛が放牧されており,糞虫も採集されました.そして,スナゴミムシやシロヘリハンミョウなどの海浜生の昆虫も多く見られました.

 

サソリモドキをトラップで採集しました

壱岐では今も放牧が行われています

路傍で発見したカラスアゲハ

 

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