大村公園におけるナガサキアメンボの生態に関する新知見
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研究要旨
ナガサキアメンボAquarius haliplous は大村湾から記載され,大村公園内の池(大村市玖島1 丁目,32°53’54″N129°57’33″E)にもその個体群が見られる(朝鍋ら 2019;Yasunaga et al. 2018)。この池は大村湾と繋がっており,潮の干満とともに水面高が変化し,ボラ(魚類)やフナムシも多く生息している。筆者らは,大村公園と周辺沿岸部において,本種をはじめとする希少な沿岸性ウミアメンボ類の定期調査を実施していた際,ナガサキアメンボの冬期間の動態と産卵行動を観察することができたので報告する。
著者
岡山 瑠那・川崎 未奈・安永 智秀・宮田 睦子
Title
New findings on biology for Aquarius haliplous population occurring in Omura Park, Nagasaki, Japan
Author
Okayama R., Kawasaki M., Yasunaga T. & Miyata M.