Vol.2 No.2 長崎県におけるフタホシカスミカメの新分布記録およびアカホシカスミカメの幼虫の記録 研究要旨 長崎県立長崎西高等学校生物部による長崎市内各地における野外調査の際,かつて九州本土南端部が分布の最北限であったフタホシカスミカメ Creontiades bipunctatus Poppius(半翅目:カスミカメムシ科)が複数個体... 2024.12.25 Vol.2 No.2 昆虫生物
Vol.1 No.3 長崎市に侵入したクスベニヒラタカスミカメの緊急調査速報 研究要旨 クスノキの重要害虫であるクスベニヒラタカスミカメ Mansoniella cinnamomi (Zheng & Liu, 1992)(異翅目:カスミカメムシ科:シダカスミカメ亜科)は,中国(湖北省)から記載され,2015 年頃(お... 2023.12.20 Vol.1 No.3 昆虫環境生物
Vol.1 No.3 長崎県における異翅半翅類昆虫 6 種の新記録 研究要旨 長崎県立長崎西高等学校生物部が中心となって継続的に実施している野外調査において,最近(2020−2022)採集されたカメムシ類のうち,地理的分布上特筆に値する異翅類(トコジラミ下目)6 種を報告する。いずれも長崎県から記録された例... 2023.12.20 Vol.1 No.3 昆虫生物
Vol.1 No.2 アヤトビムシの光走性とその意義について 研究要旨 2021 年 12 月に実施した調査で,長崎西高等学校の中庭に設置していた昆虫用ライトトラップに,多くのトビムシが誘引されていた。トビムシ目は,節足動物門の六脚上綱のうち内顎綱に属するグループで,昆虫と近縁ながら,より原始的で微小... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物
Vol.1 No.2 ヒメオオメナガカメムシと近縁種をめぐる分類学的諸問題 研究要旨 ヒメオオメナガカメムシ Geocoris proteus Distant, 1883(オオメナガカメムシ科)は,日本(長崎・横浜・新潟・大津)で得られた標本に基づいて記載された小型のカメムシで,日本本土ほぼ全域といくつかの島嶼部(... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物
Vol.1 No.2 長崎県におけるゴキブリ類5種の追加記録 研究要旨 ゴキブリ類は概して嫌悪されがちな昆虫である。多くの日本人には最たる家屋害虫・不快害虫として印象されているが,人家に生息するほとんどの種(クロゴキブリ,ワモンゴキブリ,チャバネゴキブリなど)は国外からの侵入種であり,わが国在来のゴキ... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物
Vol.1 No.2 長崎県新上五島町(中通・若松島)における異翅半翅類昆虫の記録 研究要旨 長崎県五島列島は日本列島の西端に位置し,対馬暖流に洗われる温暖な気候下にあって,本土とはやや異質な生物相が育まれる(長崎県生物学会1981).異翅半翅類昆虫(カメムシ類)についても,長崎県本土より南方系の種類が比較的多い傾向にある... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物
Vol.1 No.2 長﨑市におけるエサキアメンボの生活史と幼生期について 研究要旨 エサキアメンボLimnoporus esakii(Miyamoto, 1968)は,日本産の陸水性アメンボ類では小型種(体長7.4–9.2 mm)で,やや赤味を帯びた暗褐色の背面と銀白色の腹面(Fig. 1C),そして前翅にそなわ... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物