Vol.1 No.2

ヒメオオメナガカメムシと近縁種をめぐる分類学的諸問題

研究要旨 ヒメオオメナガカメムシ Geocoris proteus Distant, 1883(オオメナガカメムシ科)は,日本(長崎・横浜・新潟・大津)で得られた標本に基づいて記載された小型のカメムシで,日本本土ほぼ全域といくつかの島嶼部(...
昆虫生物
Vol.1 No.2

アヤトビムシの光走性とその意義について

研究要旨 2021 年 12 月に実施した調査で,長崎西高等学校の中庭に設置していた昆虫用ライトトラップに,多くのトビムシが誘引されていた。トビムシ目は,節足動物門の六脚上綱のうち内顎綱に属するグループで,昆虫と近縁ながら,より原始的で微小...
昆虫生物
Vol.1 No.2

全有理距離点問題

研究要旨 格子点に関する問題を解く中で,有理数にまつわる図形問題に興味を抱くようになり,単位正方形の内部に,すべての頂点からの距離が有理数となる点が存在するのか?という命題について調べたところ,未解決問題であることがわかったため,研究に着手...
数学
刊行物一覧 cover contents

若者たちの科学雑誌 第1巻 第1号(創刊号)を発刊しました

若者たちの科学雑誌 第1巻 第1号 (創刊号, Volume1 Number1)ページ若者たちの科学雑誌 − 発刊にあたり1-2Fantastic role of a tiny ’second wing’, or calypter, in ...
Vol.1 No.1

ハナアブのホバリングのメカニズム-多様な飛翔様式を可能にする第二の翅

研究要旨 ハナアブ類は高度な飛翔能力を持つ双翅類昆虫のグループである。ハナアブは英名で Hoverfly と呼ばれるように,高度な飛翔技術を必要とするホバリングが際だって巧みである。「前進→ホバリング→前進…」といったモーションを瞬時に切り...
昆虫生物
Vol.1 No.1

校庭のカシワ植樹から発見されたアカスジメダカカスミカメ

研究要旨 自然環境に乏しい都市環境においても,公園や校庭に人為的に整備された街路樹,公園樹,校庭の樹木などから,多くのカメムシ類が発見されている(cf. 安永ら 2018;浦山ら2019)。筆者らは,浦山ら(2019)を参考に,市街地に立地...
昆虫生物
Vol.1 No.1

大村公園におけるナガサキアメンボの生態に関する新知見

研究要旨 ナガサキアメンボAquarius haliplous は大村湾から記載され,大村公園内の池(大村市玖島1 丁目,32°53'54"N129°57'33"E)にもその個体群が見られる(朝鍋ら 2019;Yasunaga et al....
昆虫生物
Vol.1 No.1

オオバチョウチンゴケのスクロース水溶液による原形質復帰率の増大

研究要旨 オオバチョウチンゴケPlagiomnium vesicatum (Besch.) T.J. Kop.(チョウチンゴケ科)は,ヨーロッパから東アジア,日本ほぼ全域に見られる蘚苔類である(岩月2001;WFO 2022)。本種は渓流沿...
生物蘚苔類