環境

Vol.2 No.2

塩素を使わない藻類抑制技術の開発

研究要旨 塩素を入れないプールでは,藻の発生が問題になる。Koivusalo et al.(1994)によると,フィンランドでは水道水を殺菌するのに塩素化合物が使われ,水道水を介して伝染する病気はほとんどなくなったものの,水道水の塩素処理に...
化学環境生物
Vol.2 No.1

大村市の人工水路から発見されたコアマモ群落をめぐる動物相

研究要旨 コアマモ Zostera japonica Ascherson & Graebner, 1907 は,アマモ科の海産単子葉植物で,いわゆる海草の一種である。わが国では北海道から南西諸島に至るまで広範に分布する。一方,生息地は減少傾...
環境生物
Vol.1 No.3

長崎県のアブラボテ

研究要旨 アブラボテ Tanakia limbata (Temminck & Schlegel, 1846)(コイ科:タナゴ亜科)は本州(濃尾平野以西),淡路島,四国(愛媛県と高知県産は移入個体群とされる),九州中・北部に分布し,西日本では...
環境生物魚類
Vol.1 No.3

長崎市に侵入したクスベニヒラタカスミカメの緊急調査速報

研究要旨 クスノキの重要害虫であるクスベニヒラタカスミカメ Mansoniella cinnamomi (Zheng & Liu, 1992)(異翅目:カスミカメムシ科:シダカスミカメ亜科)は,中国(湖北省)から記載され,2015 年頃(お...
昆虫環境生物
Vol.1 No.3

長崎県壱岐島において約半世紀ぶりに再発見されたアユ

研究要旨 アユ Plecoglassus altivelis(Temminck & Schlegel, 1846)は,本邦ほぼ全域の河川に生息し,日本人に馴染み深いキュウリウオ科(Osmeridae)の魚類である。長崎県下でも対馬,平戸,五...
環境生物魚類
Vol.1 No.2

長崎県諫早市の干潟から新たに記録されるイドミミズハゼ

研究要旨 イドミミズハゼ Luciogobius pallidus (Regan 1940)は,スズキ目ハゼ科(Perciformes: Gobiidae)に分類される魚類である。本種はこれまで,日本と韓国のみから報告されており(Regan...
環境生物魚類
Vol.1 No.2

衛星データ監視システムの構築 — 応用例としての赤潮アラート

研究要旨 Microsoft Power Automate(以下MPA と略記)には,クラウド上で作業の自動化ができる機能が具わっている(岩本2021)。長崎県では令和3 年度より,一人一台パソコンが全生徒に配付されるようになり,学校や自宅...
宇宙工学情報学環境