Vol.2 No.2 塩素を使わない藻類抑制技術の開発 研究要旨 塩素を入れないプールでは,藻の発生が問題になる。Koivusalo et al.(1994)によると,フィンランドでは水道水を殺菌するのに塩素化合物が使われ,水道水を介して伝染する病気はほとんどなくなったものの,水道水の塩素処理に... 2024.12.25 Vol.2 No.2 化学環境生物
Vol.2 No.2 デグーの視覚記憶による迷路の解決行動について ― デグーは色を手掛かりに初めての迷路を間違えずに解けるか? ― 研究要旨 デグー Octodon degus は高い知能を具え,ラット Rattus norvegicus と同程度の空間学習能力を持つことが確認されており(獅々見ら 2015),道具を使う齧歯類としても知られている(Tokimoto & ... 2024.12.25 Vol.2 No.2 動画あり生物
Vol.2 No.1 高校理科教育における走査型電子顕微鏡の意義と活用例 研究要旨 ゆらい,児童生徒が自然科学(理科)に興味をもつ機会が減少し,理科ばなれ,あるいは理系の人財が育ちにくくなっている状況は,日本のみならず先進国に共通する社会課題といえる。関連企業にとっても,将来の研究開発を担うすぐれた人材育成への貢... 2024.07.20 Vol.2 No.1 理科教育生物
Vol.2 No.1 大村市の人工水路から発見されたコアマモ群落をめぐる動物相 研究要旨 コアマモ Zostera japonica Ascherson & Graebner, 1907 は,アマモ科の海産単子葉植物で,いわゆる海草の一種である。わが国では北海道から南西諸島に至るまで広範に分布する。一方,生息地は減少傾... 2024.07.20 Vol.2 No.1 環境生物
Vol.2 No.1 出芽酵母のクロコウジカビに対する抗カビ作用 研究要旨 出芽酵母 Saccharomyces cerevisiae Meyen ex E. C. Hansen(Family Saccharomycetaceae)は,パンや清酒の生産に欠かすことのできない菌としてよく知られている。また,... 2024.07.20 Vol.2 No.1 生物菌類
Vol.1 No.3 長崎県のアブラボテ 研究要旨 アブラボテ Tanakia limbata (Temminck & Schlegel, 1846)(コイ科:タナゴ亜科)は本州(濃尾平野以西),淡路島,四国(愛媛県と高知県産は移入個体群とされる),九州中・北部に分布し,西日本では... 2023.12.20 Vol.1 No.3 環境生物魚類
Vol.1 No.3 長崎市に侵入したクスベニヒラタカスミカメの緊急調査速報 研究要旨 クスノキの重要害虫であるクスベニヒラタカスミカメ Mansoniella cinnamomi (Zheng & Liu, 1992)(異翅目:カスミカメムシ科:シダカスミカメ亜科)は,中国(湖北省)から記載され,2015 年頃(お... 2023.12.20 Vol.1 No.3 昆虫環境生物
Vol.1 No.3 長崎県壱岐島において約半世紀ぶりに再発見されたアユ 研究要旨 アユ Plecoglassus altivelis(Temminck & Schlegel, 1846)は,本邦ほぼ全域の河川に生息し,日本人に馴染み深いキュウリウオ科(Osmeridae)の魚類である。長崎県下でも対馬,平戸,五... 2023.12.20 Vol.1 No.3 環境生物魚類