Vol.1 No.3 長崎県のアブラボテ 研究要旨 アブラボテ Tanakia limbata (Temminck & Schlegel, 1846)(コイ科:タナゴ亜科)は本州(濃尾平野以西),淡路島,四国(愛媛県と高知県産は移入個体群とされる),九州中・北部に分布し,西日本では... 2023.12.20 Vol.1 No.3 環境生物魚類
Vol.1 No.3 長崎市に侵入したクスベニヒラタカスミカメの緊急調査速報 研究要旨 クスノキの重要害虫であるクスベニヒラタカスミカメ Mansoniella cinnamomi (Zheng & Liu, 1992)(異翅目:カスミカメムシ科:シダカスミカメ亜科)は,中国(湖北省)から記載され,2015 年頃(お... 2023.12.20 Vol.1 No.3 昆虫環境生物
Vol.1 No.3 長崎県壱岐島において約半世紀ぶりに再発見されたアユ 研究要旨 アユ Plecoglassus altivelis(Temminck & Schlegel, 1846)は,本邦ほぼ全域の河川に生息し,日本人に馴染み深いキュウリウオ科(Osmeridae)の魚類である。長崎県下でも対馬,平戸,五... 2023.12.20 Vol.1 No.3 環境生物魚類
Vol.1 No.3 長崎県産カワヨシノボリの表現型と生殖的隔離の可能性について 研究要旨 カワヨシノボリRhinogobius flumineus (Mizuno,1960) は,スズキ目・ハゼ科・ヨシノボリ属に分類される体4–5cm の純淡水性魚類で,日本固有種とされる(水野2001;明仁ら2000)。本種は多くのヨ... 2023.12.20 Vol.1 No.3 生物魚類
Vol.1 No.3 長崎県における異翅半翅類昆虫 6 種の新記録 研究要旨 長崎県立長崎西高等学校生物部が中心となって継続的に実施している野外調査において,最近(2020−2022)採集されたカメムシ類のうち,地理的分布上特筆に値する異翅類(トコジラミ下目)6 種を報告する。いずれも長崎県から記録された例... 2023.12.20 Vol.1 No.3 昆虫生物
Vol.1 No.2 アヤトビムシの光走性とその意義について 研究要旨 2021 年 12 月に実施した調査で,長崎西高等学校の中庭に設置していた昆虫用ライトトラップに,多くのトビムシが誘引されていた。トビムシ目は,節足動物門の六脚上綱のうち内顎綱に属するグループで,昆虫と近縁ながら,より原始的で微小... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物
Vol.1 No.2 ヒメオオメナガカメムシと近縁種をめぐる分類学的諸問題 研究要旨 ヒメオオメナガカメムシ Geocoris proteus Distant, 1883(オオメナガカメムシ科)は,日本(長崎・横浜・新潟・大津)で得られた標本に基づいて記載された小型のカメムシで,日本本土ほぼ全域といくつかの島嶼部(... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物
Vol.1 No.2 長崎県におけるゴキブリ類5種の追加記録 研究要旨 ゴキブリ類は概して嫌悪されがちな昆虫である。多くの日本人には最たる家屋害虫・不快害虫として印象されているが,人家に生息するほとんどの種(クロゴキブリ,ワモンゴキブリ,チャバネゴキブリなど)は国外からの侵入種であり,わが国在来のゴキ... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物