Vol.1 No.2 長崎県諫早市の干潟から新たに記録されるイドミミズハゼ 研究要旨 イドミミズハゼ Luciogobius pallidus (Regan 1940)は,スズキ目ハゼ科(Perciformes: Gobiidae)に分類される魚類である。本種はこれまで,日本と韓国のみから報告されており(Regan... 2023.07.20 Vol.1 No.2 環境生物魚類
Vol.1 No.2 長崎県新上五島町(中通・若松島)における異翅半翅類昆虫の記録 研究要旨 長崎県五島列島は日本列島の西端に位置し,対馬暖流に洗われる温暖な気候下にあって,本土とはやや異質な生物相が育まれる(長崎県生物学会1981).異翅半翅類昆虫(カメムシ類)についても,長崎県本土より南方系の種類が比較的多い傾向にある... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物
Vol.1 No.2 長﨑市におけるエサキアメンボの生活史と幼生期について 研究要旨 エサキアメンボLimnoporus esakii(Miyamoto, 1968)は,日本産の陸水性アメンボ類では小型種(体長7.4–9.2 mm)で,やや赤味を帯びた暗褐色の背面と銀白色の腹面(Fig. 1C),そして前翅にそなわ... 2023.07.20 Vol.1 No.2 昆虫生物
Vol.1 No.1 ムクゲカメムシ類の長崎県南部における生息状況とその不思議な生態 研究要旨 ムクゲカメムシ類は,原始的なグループのひとつであるムクゲカメムシ科(Dipsocoridae)に所属する,一般にはほとんど知られていない微小なカメムシで,未だ非常に多くの未記載種が残っている(安永ら2018;Schuh & Wei... 2023.01.20 Vol.1 No.1 昆虫生物
Vol.1 No.1 日本産ヒョウタンカスミカメ類の概説および応用上重要な種の同定法 研究要旨 ヒョウタンカスミカメ類(Pilophorus 属)は,チビカスミカメ亜科・ヒョウタンカスミカメ族に所属する大きなグループで,オーストラリア区と新熱帯区を除く世界各地から 130 種以上が知られる(Schuh 2002–2013;Y... 2023.01.20 Vol.1 No.1 昆虫生物
Vol.1 No.1 オオバチョウチンゴケのスクロース水溶液による原形質復帰率の増大 研究要旨 オオバチョウチンゴケPlagiomnium vesicatum (Besch.) T.J. Kop.(チョウチンゴケ科)は,ヨーロッパから東アジア,日本ほぼ全域に見られる蘚苔類である(岩月2001;WFO 2022)。本種は渓流沿... 2023.01.20 Vol.1 No.1 生物蘚苔類
Vol.1 No.1 大村公園におけるナガサキアメンボの生態に関する新知見 研究要旨 ナガサキアメンボAquarius haliplous は大村湾から記載され,大村公園内の池(大村市玖島1 丁目,32°53'54"N129°57'33"E)にもその個体群が見られる(朝鍋ら 2019;Yasunaga et al.... 2023.01.20 Vol.1 No.1 昆虫生物
Vol.1 No.1 校庭のカシワ植樹から発見されたアカスジメダカカスミカメ 研究要旨 自然環境に乏しい都市環境においても,公園や校庭に人為的に整備された街路樹,公園樹,校庭の樹木などから,多くのカメムシ類が発見されている(cf. 安永ら 2018;浦山ら2019)。筆者らは,浦山ら(2019)を参考に,市街地に立地... 2023.01.20 Vol.1 No.1 昆虫生物