生物

Vol.2 No.1

大村市の人工水路から発見されたコアマモ群落をめぐる動物相

研究要旨 コアマモ Zostera japonica Ascherson & Graebner, 1907 は,アマモ科の海産単子葉植物で,いわゆる海草の一種である。わが国では北海道から南西諸島に至るまで広範に分布する。一方,生息地は減少傾...
環境生物
Vol.2 No.1

高校理科教育における走査型電子顕微鏡の意義と活用例

研究要旨 ゆらい,児童生徒が自然科学(理科)に興味をもつ機会が減少し,理科ばなれ,あるいは理系の人財が育ちにくくなっている状況は,日本のみならず先進国に共通する社会課題といえる。関連企業にとっても,将来の研究開発を担うすぐれた人材育成への貢...
理科教育生物
Vol.1 No.3

長崎県における異翅半翅類昆虫 6 種の新記録

研究要旨 長崎県立長崎西高等学校生物部が中心となって継続的に実施している野外調査において,最近(2020−2022)採集されたカメムシ類のうち,地理的分布上特筆に値する異翅類(トコジラミ下目)6 種を報告する。いずれも長崎県から記録された例...
昆虫生物
Vol.1 No.3

長崎県産カワヨシノボリの表現型と生殖的隔離の可能性について

研究要旨 カワヨシノボリRhinogobius flumineus (Mizuno,1960) は,スズキ目・ハゼ科・ヨシノボリ属に分類される体4–5cm の純淡水性魚類で,日本固有種とされる(水野2001;明仁ら2000)。本種は多くのヨ...
生物魚類
Vol.1 No.3

長崎県壱岐島において約半世紀ぶりに再発見されたアユ

研究要旨 アユ Plecoglassus altivelis(Temminck & Schlegel, 1846)は,本邦ほぼ全域の河川に生息し,日本人に馴染み深いキュウリウオ科(Osmeridae)の魚類である。長崎県下でも対馬,平戸,五...
環境生物魚類
Vol.1 No.3

長崎市に侵入したクスベニヒラタカスミカメの緊急調査速報

研究要旨 クスノキの重要害虫であるクスベニヒラタカスミカメ Mansoniella cinnamomi (Zheng & Liu, 1992)(異翅目:カスミカメムシ科:シダカスミカメ亜科)は,中国(湖北省)から記載され,2015 年頃(お...
昆虫環境生物
Vol.1 No.3

長崎県のアブラボテ

研究要旨 アブラボテ Tanakia limbata (Temminck & Schlegel, 1846)(コイ科:タナゴ亜科)は本州(濃尾平野以西),淡路島,四国(愛媛県と高知県産は移入個体群とされる),九州中・北部に分布し,西日本では...
環境生物魚類
Vol.1 No.2

長﨑市におけるエサキアメンボの生活史と幼生期について

研究要旨 エサキアメンボLimnoporus esakii(Miyamoto, 1968)は,日本産の陸水性アメンボ類では小型種(体長7.4–9.2 mm)で,やや赤味を帯びた暗褐色の背面と銀白色の腹面(Fig. 1C),そして前翅にそなわ...
昆虫生物